インプラント・入れ歯
当院のインプラント治療
当院で取り扱っているインプラントは、日本歯科インプラント機材協議会に加盟している信頼性の高いものです。また、インプラント手術の際には、歯科医師による術前診査や全身管理、医師による検査、診断を十分に行いますので、安心してご相談ください。
当院では一方的に治療方法を決定するのではなく、患者様の症状やご要望に合わせ、いくつかの治療方法をご提案しています。歯を失ってしまった場合の治療法はインプラントだけではなく、ブリッジや入れ歯といった選択肢もあります。それぞれメリット・デメリットがありますので詳しくご説明し、患者様のご希望に沿って治療法を決めていきます。
インプラント治療と従来の治療との違い
| インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
|---|---|---|---|
| 審美性 | ◎ | ○ | △ |
| 噛む力 | ◎ | ○ | △ |
| 衛生面 | ◯ | △ | ◎ |
| 耐久性 | 優れている | 両隣の歯に負担がかかる | 随時、調整が必要 |
| 歯を削る必要性 | なし | あり（両隣の歯） | なし |
| 違和感 | なし | 少ない | あり |
| 手術 | 必要 | なし | なし |
| 診療形態 | 自費診療 | 保険、自費の両方 | 保険、自費の両方 |
| 治療期間 | 15～30週程度 | 2～3回程度 | 2回～ |
インプラント治療は誰でも受けられますか
基本的には、成人であればどなたでも受けていただけます。ただし、「心臓が悪い」「血圧が高い」「糖尿病の持病がある」などの全身疾患のある方は、難しい場合もあります。
歯周病などで骨がなくなっている方でも、骨を出すなどの処置をすればインプラント治療は可能です。しかし、ひどい歯周病の方にはあまりおすすめはできません。
インプラント治療後に大切なこと
インプラントを入れた後は歯周病などが起こりやすいので、インプラントを長持ちさせるためにもメンテナンスをしっかり行うようにしましょう。
また、噛み合わせの調整を行うことも大切です。歯茎に埋め込み骨と結合させるインプラントは、クッションがない状態なので噛み合う力が強くなりがちです。もちろんインプラント埋入の際は適度な力加減になるように行いますが、使い続けるうちに他の歯がすり減り、噛み合う力が徐々に強くなっていきます。健康な歯を失わないためにも、定期的に噛み合わせをチェックしてもらうようにしましょう。
インプラント治療の費用について
- １本400,000円(税抜き)
※内訳は、インプラント埋入200,000円(税抜き)、頭出し100,000円(税抜き)、被せ100,000円(税抜き)となります。
※骨を出すなどの処置費用は別途いただきますので、ご了承ください。
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、以下のような流れで行います。
1.カウンセリング
失われた歯の数や位置、骨の状態などをみます。
2.精密検査
レントゲンや歯科用CTなどを用いて、詳しい検査を行います。
3.診断に基づいた治療計画立案
検査結果をもとに治療計画を立て、患者様に説明いたします。
ご納得いただけたら治療に進みます。
4.安全な手術のための前処置
検査の結果によっては、先に他の疾患の治療を行います。
5.インプラント埋入手術
歯茎にインプラントを埋め込みます。
6.治療期間
インプラントと骨が結合するまで期間をおきます。
7.上部構造の製作
骨と結合したら、人工の歯を装着します。
8.メンテナンス
インプラントを長持ちさせるために、定期的にメンテナンスや噛み合わせのチェックを行います。
当院は、患者様にとってより良い治療をご提供することを大切にしています。そのため、最初のカウンセリングと検査、治療方針を患者様にご説明する過程をより丁寧に行うよう心がけています。
インプラント治療の場合も、本当にその方にとって必要なのか、患者様ご自身が望まれているかどうか、また治療後のことも考えて見極め、ご提案しています。
歯を失ったまま放置するリスク
歯を失ったまま放置し続けていると、残っている歯に負担がかかります。その結果、残っている健康な歯もダメにしてしまう恐れがあります。失った歯がたとえ1本だとしても、隣の歯や噛み合う歯、さらにその隣の歯へと、芋づる式に悪影響を及ぼします。
また、スペースがあると、歯はその場所に移動していきます。失った歯の場所へ向かって隣の歯が動き、それに伴って少しずつ他の歯も移動していき、最終的に噛み合わせそのものが変わってしまいます。
そうならないためにも、歯を失ってしまったときは、なるべく早めに代わりとなる歯を入れてあげるようにしましょう。
インプラント治療をする歯医者さんを選ぶ際に気をつけること
インプラント治療は、患者様にとってメリットの多い治療方法です。しかし、患者様の状態によっては逆にインプラントが長持ちしないなど、適切でない場合もあります。せっかくインプラントを入れても、長持ちしないのであれば元も子もありません。
失った歯の治療法はインプラントだけではなく、入れ歯やブリッジなどさまざまな方法があります。インプラント治療をする歯医者さんを選ぶ際は、インプラントだけでなく、患者様の状態やご希望に合わせた治療方法を提案してくれるところがおすすめです。
さらに、それぞれの治療法のメリットとデメリット、手順やその後のメンテナンスについても事前に詳しく説明してくれる歯医者さんですと、より安心です。
無料相談について
インプラント治療は保険が適用されないため、高額なイメージをお持ちの方も多いです。また、インプラント治療そのものに疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃいます。当院では、そのような方のために「無料相談」を行っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
当院の入れ歯治療について
入れ歯（義歯）は、歯を失ってしまった方のための一般的な治療方法です。しかし、初めての方にとっては不安な気持ちも大きいかと思います。
当院ではシミュレーションを用いて、入れ歯がどのように患者様のお口に入るのかなど、詳しい説明を行っています。また、一人ひとりにぴったり合った入れ歯をつくるように心がけております。
すでに入れ歯をお持ちの場合でも、「よく噛めない」「違和感がある」「痛みがある」「何回つくり直しても合わない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院へご相談ください。
入れ歯の種類
保険適用の入れ歯
部分入れ歯から総入れ歯まで、幅広く対応しています。コスト重視なので低価格なことは魅力的ですが、強度が低く厚みが必要なため、違和感を覚える方もいらっしゃいます。
金属床の入れ歯
見えにくい部分に金属を使用した入れ歯です。強度があり、薄く作成することができるので違和感が少ないです。ただし、金属アレルギーがある方には使用できません。
料金（税抜き）
- 部分入れ歯 250,000円～
- 総入れ歯 315,000円～
ノンクラスプデンチャー
バネがないので見た目には分かりにくく、審美性に優れています。薄くて軽量で、しっかりフィットする入れ歯です。ただし、すべての入れ歯の形には対応していません。
料金（税抜き）
- 片顎 55,000円～
- 両顎 75,000円～
